やしきの屋敷

メーカー技術職の書く雑記。主にファッションと美容。

ミニマリストが目指す先はグッド断捨離ショー受賞か

ミニマリストと聞くと、いつも同じ服を着て、刑務所みたいな質素な部屋で、段ボールをテーブル代わりにしてご飯を食べる人をイメージします。

生活するのに最小限のモノしか持たない彼らを見ていると、それがモノ持たない自慢に見えて、痩せ我慢しているかのように見えました。

一体彼らはモノを極限まで減らしてどこを目指しているのでしょう?

加湿器か霧吹きか

ミニマリストって言葉は知っていたけれど、特に関心はありませんでした。
この動画を見るまでは。

 

 僕はこの方を知らなかったのですが、本も出版している有名なミニマリスト「しぶ」さんという方です。

動画は無印の加湿器を手放して霧吹きで代用するという内容です。
加湿器は水をタンクに貯める必要があり、ケーブル配線を整えるのも面倒だと言うのです。
一方で霧吹きは加湿器に比べて場所も取らなければ電源も必要なく、乾燥するときだけシュッシュすればいいので水の補充頻度も減ります。
それにフレグランスオイルをボトルに入れれば香りもつけられるのです。

もう加湿器なんていらなくない?
霧吹きで十分ですよ!

 

っていう内容なんですが。。。

 

 

 

 

いやいやいや

そもそも霧吹きじゃ加湿効果はないですよね?
ただ水を床に撒いているだけじゃないですか?
本人もスプレ撒きまくってビショビショって言ってるし。。。

 

 

確かに床に散った水が蒸発すれば加湿されますが、部屋が乾燥しているから加湿したいのであって、であれば加湿効果の優れている加湿器を使ったほうが早いでしょう。

そもそも加湿器と霧吹きが取る場所は変わりませんし、水を補充する頻度は加湿器のほうが多いかもしれませんが、霧吹きはシュッシュする頻度が多いじゃないですか?

確かに電気代はかかるしコスト面では霧吹きが勝りますけど、加湿をケチッてインフルにでもなったら結果的にお金かかっちゃうでしょう。
加湿器なんて安いものなら1000円もしないし、電気代もたかが知れています。

 

 

やっぱり乾燥する時期は霧吹きじゃなくて加湿器が一番です。
っていう話ではなくてですね。

 

モノを減らすこと自体が目的になっていない?

この際、加湿器か霧吹きのどちらが加湿効果があるのかはどうでもいいです。

僕はこの動画を見て、「ミニマリストって難しいなあ」って感じました。
正直、加湿器を手放してわざわざ霧吹きに代用すること自体が面倒じゃないですか?

メルカリで売るにしても一々梱包資材を買いに行って発送するまでの手間がありますよね。
僕はよくメルカリを使うので分かりますが、いくら手軽とはいえメルカリでモノを売買するのは少なからず面倒です。

送料や手数料を差し引いたら残る利益が数百円ということも多々あり、これだった捨てたほうが早いと感じます。
だから加湿器から霧吹きに切り替えること自体にコストがかかっているような気がしてならないのです。


「テレビを見ないからテレビを捨てる」
「着ない服はフリマに出す」

とかなら分かるんですよ。
不要なものは家に置いておいても場所を取りますからね。
であれば、加湿器を使っていないなら加湿器を捨てるのがミニマリスでしょう?

 

加湿器を霧吹きに代用できたからって何なんですか?
「霧吹きはお掃除にも使えます!」
とでも言うのですか?

 

ミニマリストって常にローコストにモノを代替えできないか考えているんですかね。
もはやその思考がミニマリズムではない気がしますが。

モノを減らす快感は確かにある

「ミニマリストってやっぱり痩せ我慢しているだけじゃん!」
この動画を見てミニマリストに対して強く思いました。

ですが逆にミニマリストの生態について気になり、ミニマリストに関する本も何冊か読みました。
すると、意外にもミニマリズムに納得することも多く僕もモノが減らしたくなったのです。
試しに使わなくなったPS4を売ったり、買ったけどやっぱり似合わなくなった服を捨ててみると部屋が軽くなったように感じて気持ち良くなりました。

 

 

なるほど、確かにモノを減らすと気持ちいい
もっと、もっと減らしたい

 

モノを減らしたい欲が出てきたのです。
掃除機っていらないかな?クイックルワイパーで代用できるし。
テレビとこたつも使ってないから処分したいな~~~
(どちらも処分しました)

 

ここにきて、しぶさんが加湿器を手放して霧吹きに変えた理由が少し分かった気がしました。
加湿器を霧吹きに代替えすることは決して合理的ではないと思う(少なくとも僕は)けど、代替えすることに快感があるのです。

 

アスリートのようにただ貪欲に、どうやったらモノを減らせるか日々試行錯誤することへ幸せを感じているのでしょう。「〇〇で十分」と言えるグッド断捨離ショーを目指して。